ハスモンヨトウの被害
卵からかえったばかりの幼虫が大根や白菜などの葉を食べます。成虫になるまでに5回ほど脱皮しながら成長していきます。ヨトウは夜盗虫と呼ばれ、夜間に葉っぱをだべます。昼間は土の中や葉っぱの中に潜り込んで息をひそめ、朝方や夕方に出てきます。また芽が出たばかりの作物を地際の部分を食べて決定的なダメージを与えます。農薬に強く、効きづらいのが現状です。 |
農薬使用の現状
卵から孵ったばかりのハスモンヨトウは農薬に弱く、脱皮をして成長していく度に農薬に強くなっていきます。農薬で防除する時は卵からかえったのを見計らって散布しなければなりません。そうすると予防を兼ねた農薬の使用回数が多くなります。 |
フェロモントラップを利用すると |
フェロモントラップは畑の四隅に設置します。 |
メスの匂いが染み込んだ物を容器の入り口にぶら下げます。 |
匂いの元に近づいてきたオスは容器の中に入り込んでしまいます。 |
いったん入ってしまうと出口が狭いのでもう出られません。 |
力つきて転落すると羽が濡れて飛べなくなり、溺死します。 |
オスが死んでしまうとメスと交尾出来ません。 |
メスは卵を産めず幼虫も生まれないので農薬を使用しなくても済みます。 |
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