アスパラガスについて
 アスパラガスは種をまいてから収穫までに
3年掛かります。写真のように育つまでを私の
作業手順を追って説明します。
1998年 秋に購入した種をまく。
ビニールハウス内に放置。
水を適度にあげる。
1999年 春に芽が出てくる。
細いアスパラガスのような芽。
秋までそのまま水や肥料をやる。
秋に定植するのが一般だが
福井県は積雪が多い方なので春まで
待つ。土から上の部分は切り取る。
2000年 春に定植。
堆肥や肥料を畝立て時に与える。
株(地下茎)を養成するために繁茂させる。
冬前に地上部分を刈り取る。
2001年 春にようやく食べれる大きさになる。
太さはマチマチ。太いやつは太いし、
細い物も出てくる。
食べ初めて1ヶ月、ここで収穫終了。
株の養成に入る。
冬前に地上部分を刈り取る。
2002年 収穫期間は3月から6月まで。
食べ放題。

栽培する上で素晴らしい利点もあります。

農薬を使用せずに栽培できる。
栽培過程で一度も農薬を使用していません。病気は
でた事はありませんし、虫も発生するまでに収穫して
しまうので農薬知らずです。
ユリ科植物のアスパラは玉葱やニンニクと近い種類な
ので元来病気に対して強いのです。
肥料は米糠だけ。
本で知ったのですが肥料に米糠を使うと非常に甘い
アスパラが出来るとの事でした。実際は甘いと
思いますし、味が濃いです。市販の物と比較して。
15年間収穫可能
アスパラガスは上手に生育させると15年間は収穫可
能だそうです。勢いは徐々に落ちていくので10年を
めどに更新する方が良いそうです。
10年間にチャレンジします。後6年。



アスパラガスは私の好きな野菜の1つです。茹でるだけですぐに食べられます。
炒めて食べるのも好きです。でも
煮込み料理カレー・シチュウ―に用いて
食べるのが最も好きな食べ方です。
冷凍食品でも売られているので
取れたてを茹でて冷凍すれば1年を通して楽しめます。